< のようないくつかの文字は、HTMLの中では特別な意味を持っています。したがって、普通のテキストのように記述することはできません。

HTMLの中で比較を表す記号 < や > を表示させるためには、実体参照を使用しなければいけません。

実体参照

HTMLタグの始まりを定義する比較記号 < のように、いくつかの文字はHTMLの中で特別な意味を持っています。これらの文字を実際にブラウザ上で表示させるには、HTMLのソースに実体参照を挿入しなければなりません。

実体参照は、アンパサンド(&)、実体名あるいは#と実体番号、そして最後にセミコロン(;)と、3つの構成から成り立っています。

比較記号を表示させるためには、HTMLドキュメントの中で &lt;&#60; と記述しなければいけません。

実体番号の代わりに実体名を使用する利点は、実体名のほうがイメージしやすいので、思い出すのが簡単であるということです。欠点としては、実体番号はほとんどすべてのブラウザにおいてサポートされているのに対し、ブラウザが最新の実体名をサポートしているとは限らないということです。

OSやブラウザによっては、表示できないものもありますので注意してください。

このサンプルは、実体参照の表示実験です。実体参照のサンプル

省略されないスペース

HTMLで最も一般的な実体参照は、省略されないスペースです。

通常HTMLは、テキスト中の連続する複数のスペースを1つの半角スペースとして省略して表示します。あなたがテキストの中で10個のスペースを連続で記述すれば、HTMLはそれらのうちの9個を削除します。テキストにスペースを加えるためには、実体参照の &nbsp;&#160; を使用してください。

最も一般的な実体参照

表示結果説明実体名実体番号
 省略されないスペース&nbsp;&#160;
<比較記号&lt;&#60;
>比較記号&gt;&#62;
&アンパサンド&amp;&#38;
"引用符&quot;&#34;
'アポストロフィ&apos;(IEで表示不可)&#39;

その他の一般に用いられている実体参照

表示結果説明実体名実体番号
¢セント&cent;&#162;
£ポンド&pound;&#163;
¥&yen;&#165;
§セクション&sect;&#167;
©コピーライト&copy;&#169;
®登録商標&reg;&#174;
×乗算記号&times;&#215;
÷除算記号&divide;&#247;